
IWCの中でも、パイロットウォッチ以上に「究極のエレガンス」を体現するモデルとして絶大な人気を誇るのが「ポルトギーゼ・クロノグラフ」です。ポルトギーゼ7デイズよりも多くの人々に愛されているこのモデルですが、レプリカ市場では長らくZF工場製が定番とされてきました。
しかし、数年前の摘発以降、ZF工場はかつてのような驚きを私たちに提供できておらず、実質的に消滅したとも噂されています。そんな中、ZFと協力関係にあると謳うPPFやBBFといった新興勢力も現れましたが、今、最も注目すべきはAPS工場です。
今回は、APS工場が満を持してリリースした最終形とも言えるIWC ポルトギーゼ スーパークローンについて徹底解説します。
ついに「最終形」へ。スーパークローン 69355ムーブメントの衝撃


このIWC レプリカにおける最大の進化は、何と言ってもムーブメントです。 過去に2度のアップデートを経て、今回APS工場が開発したのが、自社製キャリバーを再現した「スーパークローン 69355」です。
- 純正同等の薄さを実現: 従来の7750ムーブメント搭載機は厚みがネックでしたが、この新ムーブメントのおかげで、ケースの厚みは大幅に削減されました。
- サイズも完璧: ケース径を実測したところ、純正と全く同じ41mmでした。
APS工場はこのムーブメントをもって、これ以上の改良は不要な究極のバージョンを完成させたと確信しています。
「青針」の美学とケース仕上げ

ポルトギーゼ・クロノグラフには、ホワイト文字盤に「ゴールドインデックス」と「ブルーインデックス」の2種類が存在しますが、圧倒的に人気なのは後者の青針モデルです。
- エレガンスの極み: 焼き入れされたブルースチールの針は非常に美しく、この時計が持つエレガンスを一層引き立てています。これが多くの人々を魅了する理由です。
- コントラスト仕上げ: ベゼルのエッジはポリッシュ仕上げ、ケースサイドはブラッシュ仕上げとなっており、このハイコントラストな仕上げの美しさも特筆すべき点です。
外装のクオリティに関して、APS工場のポルトギーゼ レプリカは、もはやZF工場を過去のものにするレベルに達しています。
ムーブメントの装飾と「惜しい」点

裏蓋から見えるスーパークローン 69355ムーブメントについても触れておきましょう。
- 美しい装飾: ムーブメントのプレートには美しいスケールパターン(ペルラージュ等)の装飾が施されており、バランスホイールの位置も純正と同じ位置に修正されています。
- 刻印の課題: 一部の人は「純正と違いがない」と言いますが、正直に言えば、ローターやプレートの刻印は純正に比べて少し浅いのが現状です。
また、付属のブラックカーフスキンベルトは少し硬い質感です。より高級感を高めるなら、市場でカスタムメイドの純正アリゲーターベルトを購入し、交換することを強くおすすめします。
結論:価格上昇でも選ぶ価値のあるN級品
これまでIWC ポルトギーゼ レプリカといえば7デイズなどが主流でしたが、ついにクロノグラフもそのリストに加わりました。 新ムーブメント搭載により価格は上昇しましたが、それに見合う価値は十分にあります。
⚠️ 購入時の注意点:7750ムーブメント詐欺に注意
このモデルを購入する際は、信頼できるディーラーを選ぶことが重要です。一部の業者は、外見の仕上げに大差がないことをいいことに、古い「7750ムーブメント」を搭載した安価なポルトギーゼ スーパークローンを、最新のAPS製と偽って販売する可能性があります。
外見だけで見分けるのは難しいため、ムーブメントの知識を持つか、信頼できるIWC ポルトギーゼ N級品取扱店での購入を推奨します。
A1: 現時点では間違いなくAPS工場製をおすすめします。ZF工場は活動が停滞しており、APS工場は最新のスーパークローン 69355ムーブメントを搭載し、ケースの薄さと安定性を向上させています。
A2: はい、標準のカーフベルトは少し硬いため、着け心地と高級感を追求するなら、別売りのアリゲーターベルトへの交換を推奨します。
A3: 悪質な業者は古い7750ムーブメント搭載品を送りつけてくることがあります。ケースの厚みや、裏蓋から見えるムーブメントのテンプ位置などを確認する必要がありますが、信頼できる販売店を選ぶのが最も確実です。



























